2021.11.10
『ランドセル症候群』 ご存知ですか??
皆さんは
『ランドセル症候群』
というものを聞いたことはありますか?
最近、小学生の間で流行っている疾患です。
『ランドセル症候群』とは、自分の身体に合わない重さや大きさの
ランドセルを背負ったまま、
長時間通学することによる心身の不調を表す言葉で小さな体で3キロ以上の重さがある通学カバンを背負って通学することにより
筋肉痛や肩こり、腰痛
などの身体異常だけではなく、
通学自体が憂鬱に感じるなど
気持ちの面にまで影響を及ぼす
状態をいいます。
なんと、小学生の三人に一人がなっているんです。
しかし、この『ランドセル症候群』ですが、我々大人も他人事ではないんです。
背負う荷物の
重さは一般的に体重の10%以下が望ましい
とされており、それ以上の重さのものを日頃から背負っていると上記の『ランドセル症候群』ような症状を呈することがあります。
また、重たい荷物を支えるために
前傾姿勢になりやすく肩甲骨や背中にも負担がかかりやすくなります。
普段から重たい荷物を持ち歩いていて、肩こりや腰痛、姿勢不良がある方、今一度荷物の整理をしてみてはいかがでしょうか?
副院長 鶴岡 幹也